熊本市立城北小学校(じょうほく)
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依頼日:2021/06/12
TEL:096-344-8521 校長 石原 将先生
住所:熊本県熊本市北区清水新地1丁目4番1号
<依頼主より>
マスクが人体に及ぼす影響が悪いという話を聞いて自分で調べてやはり子供にはさせたくないし、しなければいけないのであれば健康を考えて学校に行かせないという選択もあると思うけど子供たちは学校が好きでそれはできないので今後マスクをしないでも生活できるように先生方にも話したいと思ったのですが私は説明が苦手で説得できる説明ができないのでお願いしたいと思います。
<以下、コメント欄はコールスタッフによる履歴>
電話対応者は「電話対応」と記載必須
資料の件で校長に3回目の架電
12:20~
電話対応:石原校長
「資料はいただきました。ありがとうございました」
「感想は?」
「猛暑ですし、子供たちも大変だろうから、本校のほうでも基本強制はしていない。ただ、教室内の特別な活動等で、密接する状況が発生する場合は致し方ないかなーという状況。“飛沫が飛んだりするので”、そういう場合は嵌めんと仕方がないかなー、というとこなんですが、基本、距離が取れたり会話をしない活動では、特に強制はしていない」
「授業中でもそういう場面で着けさせているなら、それでは教育になっていないですよ」
「あ、そうですかね。ただ、保護者の方ではいろいろなお考えの方がいるので、どうしても子供たちなので、お友達と近づいて話がしたいという場面があるので」
「それでも、マスクの着用はやめさせてください」
「うん、とにかく子供たちには『マスク外していいよ』いうことは呼び掛けていますので」
「最近の文科省の回答では、「着用は保護者の裁量に任せる」ということが発表されているので、個別に申し出があった場合は対応してください」
「はい、ありがとうございます。なので、保護者さんが持たされて「嵌めていきなさい」と言われるところは致し方ないからですね」
「でも、一番いいのは撤廃させることです。全員でマスクを外すようにしていかないと。やっぱり教育現場ですから」
「また感染者が増えてきたら、保護者の方も心配が募る面もあって、なかなかですね…」
「やっぱり保護者のほうにも学校側から情報を提供して周知させないといけないんじゃないかなと思います」
「子供たちには場面場面で外して何も心配ないよ、ということは呼び掛けていますので」
「送った資料のほうも他の職員に回覧させてよいです」
「はい」
これまでにも同様の件で電話した感触から、感じのいい相手でも話に乗せられて確認を取るだけで終わらせないようにしました。
それで、私の意見もしっかり伝えておきました。
資料の件で校長に再架電
09:30
電話対応:職員
校長は研修中。
午前中一杯かかり、午後には帰ってくる模様。
「何時ぐらいに電話をかけたらいいか?」と聞いたら、
「12時ごろ」と言われました。
「じゃあ、12時半ごろ掛け直します」と伝えて終了。
電話対応:石原校長
話には理解を示してくれて、割と好印象でした。
それでもいつも返ってくる答えは「市教委の指標・指針があるから」でした。
マスクの状況:
教室は密室になっているので着用。運動時、外ではソーシャルディスタンスが取れないのでマスクを外してもよいようになっている。
校長からも何回も言っているそうです。
私のほうから「一日中徹底してマスクを外すように」と言っておきました。
「どちらからそのようなご指導があったのですか?」と問われたので、
「子供の発育に悪いから。特例として、風邪がひどくて咳こんでいる子供以外は外すべきだ、徹底して欲しい」と伝えました。
「熊本の他の学校も市教委の指標に従っているので、本校だけ廃止するのは難しい」と言われたので、
私が「文科省の通達では学校ごとに指導してもよいようになっている。子供の発育を犠牲にしてまで指導に従う必要があるのか?」と言っておきました。
最後に、「熱中症や事故が起きたら責任問題になる。子どもの中には自分の苦情をうまく訴えられない子供もいるので、教員から率先して外すように指導するべき」と伝え、資料を送る旨を伝えて終了。